スチールに見える木製框玄関ドア [展望台のような家 ハコノオウチ17]
玄関ドアは採光が取れるように硝子の入った框(かまち)ドアにしています。
さて、一般にこの形だとスチール製作に思えますが、実は木製建具です。
ソリッドカラーで塗装するとスチールドアのように見えます。
スチール製よりも安く作れて、重さも軽いので、開け閉めしても建物に震動が伝わりづらくてGOODです。
室内から見た様子。
玄関ホールの採光を玄関ドアで確保です。
石川淳建築設計事務所
富岡製糸場へ 8 首長館 [旅行・建築見学]
製糸場のさらに南へ進みます。
写真は「診療所」の妻面で右奥に病室棟が見えます。(内部未公開)
病室棟のディテール。
木製の電柱がシブイです。
昔はよく見かけた木製電柱も今は私有地内でなければ見られないですね。
敷地最南端に位置する首長館。
フランス人指導者ポール・ブリユナ一家が住んでいた邸宅で平屋でなんと320坪もあるとのこと。
のちに、女工さんたちに読み書きを教える学校とし利用したそうです。(内部未公開)
こちらは女工さんたちが集団生活をしていた寄宿舎棟。
大部屋式で内部は仕切無く広い空間でした。(内部未公開)
ハコノオウチ15に建もの探訪さんが取材 [雑誌・メディア掲載]
今日も金曜日
さて、写真はハコノオウチ15 猫6匹と大人4人の家に渡辺篤史さんがいらした様子。
今年1月に取材予定でしたが、2回目の緊急事態宣言を受けて順延になっておりました。
設計者は遠くから見守るのみですが、撮影開始前に渡辺さんにご挨拶しました。
「今回はどんな家ですか?」と毎回聞かれるのですが、いつもご返事に詰まってしまい、ペットが沢山いる家です〜とお答えすると、「窓からキャットタワー見えてますものね」とバレバレ。気の利いたご返事ができずです。
放送は5月頃のようですので、日にちが決まったらまたご報告します。
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玄関ポーチ [展望台のような家 ハコノオウチ17]
ハコノオウチ17玄関ポーチです。
2階全体をキャンチ構造で跳ね出しているため、1階部分ではポーチ状になります。
軒天井には物干しを下げる格納式のフックがついていて、玄関前ではありますが貴重な南向き面に干し物を下げる事もできるようになっております。
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2m角正方形の大開口 [展望台のような家 ハコノオウチ17]
敷地を初めて見せて頂いた時に、抜群の眺望が得られることがわかり、こちらの面にバルコニーを作るか、あるいは大開口窓を作るかで検討しましたが、結果は2m四方の大きな窓を配置する事にしました。
バルコニーの場合、外に出れば眺望は良いですが、室内に居るときはベランダの床や手摺りに景色が少しカットされてしまいます。
そこで、室内に居る時を優先して、大窓案を採用です。
幸い、防火指定が無い地域だったため、アルミサッシュの既成品の特注寸法で安価に実現出来ました。
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道路から7.3m上がった擁壁の上 [展望台のような家 ハコノオウチ17]
敷地は道路から7.3mあがったひな壇状敷地で、階段までは造成工事で完成していました。
さて、敷地の中からの転落防止のために白の腰壁を作っています。
ちなみに、ひな壇敷地のコンクリート擁壁の真上に手摺りや壁やデッキを載せている風景をよく見ますが、本当は一般的にNGです。
擁壁の設計時に上部に加重がかかるのを計算して設計している場合はOKとなります。
と言うことで、ここでは擁壁の設計者へ質疑を出したところ、加重を見てないとの事で、塀は擁壁からセットバックして敷地の土の上に立てる事にしました。
実際は乗せても大丈夫でしょうが、コンプライアンスをうるさく言う時代にあってはやむおえない判断です。
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新 展望台のような家 ハコノオウチ17 [展望台のような家 ハコノオウチ17]
久々に竣工物件の写真をUP、「展望台のような家 ハコノオウチ17」です。
東京都の西部地区の住宅地、丘の上にある住宅です。
設計のご依頼を頂いたのが2020年の2月で、設計お打ち合わせを初めてリモートで行った物件です。
写真は敷地へ続く丘下の道路から近隣住宅の間に見える様子。
富岡製糸場へ 7 製糸場 [旅行・建築見学]
東置繭所の南にある製糸場です。
ここは東置繭所から南奥にあり、以外と見学者が少ないですが製糸場の本体というべき施設。
ラインに並ぶ機械には「ニッサン」の文字があります。
自動車の日産との事です。
ここも木造の洋小屋組が綺麗です。
室内が明るく見える様に白塗装が施してありました。
祝・CR-X 30万キロ達成 [CR-XかS660で現場へ行こう]
今日も金曜日。
さて、写真は福島県で進行中の事務所併用住宅の現場。
この日は上棟前の土台設置の日で、私は東北電力さんと電柱移設の現場打合せです。
で、この福島行きの途中で、CR-Xがついに30万キロ達成です。
高速道路のPAに駐めて記念写真です。
この個体の前にも同型のCR-Xに15万キロくらい乗って廃車にして、この個体は3万キロ程度で購入したので、合計40万キロぐらいはCR-Xに乗ってる計算です。
部品も少なくなり、あと何年乗れるか心配です。
1階廊下の光庭提案 [提案時イラストと完成時写真]
1階の個室と個室の間に光庭を配置して、さらに廊下にも面させました。
猫のための坪庭という役目もありますが、暗くなりがちな1階廊下に光を入れます。
こちら完成写真。竣工後に窓の網戸にDIYで猫扉をつけて暮らしておられます。
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