玄関と三角形をデザインした中庭 [三角中庭親子の家 オウチ46]
玄関ドア前のポーチから中庭を見ます。
三角形のデッキ床とコンクリートの土間、炭色のレンガ敷きと木チップを敷き込んだ植栽部分を幾何学的に配置。屋根の三角形の庇に合わせたデザインになっています。
ちなみに、正面の窓が母の個室で2階の開口が娘室、右の窓がLDKの窓です。
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堂ヶ島渓谷遊歩道へ行ってみた [CR-XかS660で現場へ行こう]
先日、施主でもある友人と箱根へ行きました。青のS660が友人で・・
白の方は私です。
で、箱根の宮ノ下から徒歩で早川沿いにある堂ヶ島渓谷に行きました。3密にならずに楽しめる場所です。国道1号線沿いにある郵便局の脇の道を下りて行きます。(地図の下側から行きました)
1号線からだいぶ下り、途中工事現場の仮囲いを通り抜けると早川が見えて来ます。
橋かなにかのコンクリート片が散乱して、豪雨災害の跡が残っているようでした。
夢想橋を渡った遊歩道の入り口です。1号線からここまでは遊歩道と言うよりも山道の町道です。
結構険しいルートを進むと揚水発電所が見えてきます。これは1号線からも谷の向こうに見えていた施設で山頂から早川まで山腹をパイプが一直線に下っていました。
施設名は川久保発電所。
さらに進むと塔ノ沢発電所という施設もありました。こちらは取水口との事。
さらにすすむと吊り橋が見えて来ます。
この吊り橋は東京電力の物で通行はご厚意でOK、という記載がありました。発電所の維持管理のための橋のようでした。
橋の向こうには結構大きな滝が見えますが自然の滝なのか人工的な堰(せき)なのか。
1号線に向かって上りの山道沿いです。
木造の廃屋があります。
1号線から枝分かれした138号の底倉温泉のわきに出て来まして、橋の上から堂ヶ島渓谷を見返した様子です。中央に見えるのが先ほど通った川久保発電所です。
という事で1時間ほどの工程ですが、吊り橋もあり結構楽しめました。
道中は一家族だけすれ違いましたが、他に人にも会わずで、3密回避の良いコースでした。
地下工事のための [現場だより]
今日も金曜日。
さて、写真はいよいよ始まった地下のある住宅の工事の様子です。
まずは計画建物の周囲に鉄骨の杭を打つための穴を掘ります。
この日は穴掘り第1日目で敷地の奥からドリルで掘って、段々道路側に移動して作業をします。
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開口をくぐって中庭へ [三角中庭親子の家 オウチ46]
外観の特徴の長方形の開口です。
ここをくぐって入り、右に玄関扉、正面は庭になっています。
方位は左側が南で、そちらに向かって開いた計画ですが・・
敷地の奥には母屋がありまして、写真の細い通路を人が通り抜ける事が想定されます。
そのため、黒に塗装した木塀を高さ2mまで建てる事にしました。
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2つの三角屋根が合わさった外観デザイン [三角中庭親子の家 オウチ46]
タイトルの親子の家、とあるように、親子2人で暮らす家を象徴するように2つの切妻屋根を組み合わせた外観のデザインとなっています。
2つのボリュームをずらして配置して、その段差部分に中庭を配置して、屋根は三角形の穴を開けて庭に光を落とします。
さて、今回は写真家の小川重雄氏にお願いしました。
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白い蔵とおとなり [三角中庭親子の家 オウチ46]
外壁はいつもの白の仕上げですが、敷地右側にも隣地の蔵の白壁もあります。
地域は昔大変栄えていた場所で、まわりには古くて素敵な家や蔵も残っています。
計画地は広い表通りから間口10mほど、奥行き60mほどの短冊型敷地がならぶ中の一つで、表通りの裏側にも4mほどの裏通りに面しています。
その後ろ側の土地を分筆して建てる計画です。
この写真に写ってる小さな裏通りが接道で、地域の限られた人しか通らない静かな場所です。
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新・三角中庭親子の家 オウチ46 [三角中庭親子の家 オウチ46]
今日からは栃木県佐野市で進めていた住宅の写真をUPします。
お施主様とは2018年の夏にアーキテクツスタジオジャパンの住宅相談会で出会いました。
「白い切妻型の家が好き」との事で、大手の作例を見てもピンとこないご様子。
「白の切妻の家、流行らせたのは石川事務所ですよ」とご案内したところ、興味を持って頂き、ご提案に至りました。
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作品のない展示室 世田谷美術館 8 [旅行・建築見学]
世田谷美術館行ってきた模様、来週で終わる「作品のない展示室」2020.07.04〜08.27 の最終回です。
企画展示室を出て来た廊下の写真です。
壁をほりこんだ「アルコーヴ」になったベンチの背もたれの曲線が80年代調で懐かしいです。
当時は学生だった自分達も、設計課題でこのような曲線を取り入れたものです。
こちらは常設展示室へあがる階段。
コーナーのハイサイドライト。
カルロ・スカルパ設計のカノーヴァ美術館を思い起こします。
と言うことで、最後はミュージアムショップでお土産を見て終了。
美術館自体を鑑賞できる素敵な企画展でした。
海岸見渡すマンション1室リノベーション [現場だより]
今日も金曜日。
さて、写真は鎌倉でマンションの1室をリノベーションする仕事が出来まして、室内を見に行かせていただいた模様です。バルコニーからはオーシャンビューです。
猫も一緒に暮らすので何か楽しげな仕掛けを提案しようと思います。
由比ヶ浜海岸の様子です。
海の家が無いので、広々ととした中で水遊びをしている人がパラパラいる程度です。
どこか地方の海岸を見ているようで、今年の夏しか見られない景色と思いました。(来年はコロナが収束している事を期待して)
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吹抜から採光のリビングのイラスト [提案時イラストと完成時写真]
日進の家、キッチンから見渡すリビングの様子です。
方位はイラストの右方向で、中央の吹抜で2階から光を落とす提案です。
こちら完成時の吹抜。
2階の窓から光を落とし、1階の引き違い窓の先には広々とした庭が見渡せます。
こちらがイラストと同位置から見た様子です。
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