大窓のある玄関 [下町ペンシルハウスOUCHI-45]
玄関です。
左の大窓の方角が南です。
右の大きな内窓の中はもう一つの玄関ドアから入るアトリエです。
アトリエは直射日光が入らない北側にありますが、この玄関を通して南の光を間接的に受け取れます。
石川淳建築設計事務所
木製製作ドアで防火戸 [下町ペンシルハウスOUCHI-45]
玄関ドアです。
準防火地域なので、ドアは防火戸の必要がありますが、今回は木製ドアで防火戸を作りました。
ドアの内側に石膏ボードを貼り、下地に薄い金属板などを入れる事で防火戸として認められる、という事を発見して、今回はスチールドアではなく、木製建具屋さんに作ってもらいました。
ドア表面には仕上げとして、コルテン鋼調の化粧板を貼り付けています。
さて、ドアは2つあります。
一つはアトリエ用で一つは住戸用。
中はつながっていますが、それぞれから入る事ができます。
石川淳建築設計事務所
生成り色と薄墨色と [下町ペンシルハウスOUCHI-45]
白の外壁が多い石川淳建築設計事務所ですが、今回は生成り色。
2015年に作ったOUCHI-33と同じ外壁色です。
黒の部分も通常使う色番号よりも白側に近い色を選択しました。
さて、計画値の周辺は比較的高いビル物に囲まれた緩い傾斜地で、直近の周囲は木造住宅が密集しています。
そのため、リビングは2階において、3階のバルコニーから光を取り込む計画になっています。
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下町ペンシルハウス OUCHI-45 [下町ペンシルハウスOUCHI-45]
今日からは東京の下町地区に完成したペンシル型のOUCHI-45です。
敷地間口は5.5mで奥行きは12.7mほどの細長い敷地です。
御主人の親類がお持ちだった土地を相続されて、ご夫婦2人のための家を作りたいというご依頼です。
山の手線の円内の敷地は当事務所では2つ目です。
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旧朝香宮邸 ベランダ [旅行・建築見学]
庭園美術館内の旧朝香宮邸(2019年夏開催の「1933年の室内装飾展」から)
2階のベランダですが、室内です。
殿下・妃殿下用の専用空間で、廊下や他の部屋からは入れません。
ベランダというと「外」と思いがちですが、床の周囲に防水された様子も無いですし、仕上げの感じは室内です。
ただ、殿下・妃殿下の部屋からベランダへ出るドアや窓はしっかりスチール製なので、もしかすると、元々は外部空間で、後に室内へ改修されたようにも見えます。
1現場完成・2現場開始間際 [現場だより]
今日も金曜日。
さて、写真は栃木の現場の様子です。
完了検査を受けまして、ほぼ即日合格。煙感知器を付けた写真を提出すると済み証発行です。
今回は市役所さんに審査をお願いしたので、検査も市役所さんです。
「スゴイ家ですね〜」とちょっと楽しそうな検査員さんでした。
こちらは都内の住宅の敷地。今月工事契約をして来月地鎮祭の予定です。
コロナ禍の影響で確認申請の下りるのが遅くなりましたが、いよいよ着工。
こちらも都内23区ですが、500m2越えの広大な敷地で右の古い建物を解体して木造2階建ての3世帯住宅に建て替えます。こちらも確認申請がおりて、只今見積調整中です。
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2階リビング全景 [cozy flat 実家リノベ]
実家リノベcozy flat 今日が最終回です。
完成時期がコロナ禍にかかってしまい心配しましたが、大きな影響は受けず引き渡しでき、さらにすぐに入居者も決まって、めでたく終了しました。
想い出のつまった実家を解体するのは忍びない、と考えている人は多いのではないでしょうか。
今後はこのような仕事が増えていくように思います。
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小屋組みの丸太を表シ [cozy flat 実家リノベ]
2階リビングの天井です。
元々は天井裏にあった丸太の梁を表シにして天井高さを上げました。
こちらが工事中の2階の様子。
屋根の野地板(のじいた)はベニヤ板が無かった頃の施工のため、細く薄く割いた板が張り詰められ、ていました。
丸太の梁はきれいに掃除をして、塗装をしてデザインに参加しました。
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2階リビング・元は和室 [cozy flat 実家リノベ]
2階の201室のリビングです。
元の天井をはがして、屋根の形なりにして高さを上げました。
屋根の小屋梁も表シにして、筋交いを追加して強化。
下写真は元の同じ場所の和室。
窓はすべて取り替えていて、南向きの窓は大型の引き違いに交換しました。
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