クライアントが基本構想を作り当事務所で実施設計 [マツバラハウス]
外観のデザインはいつもの石川淳節ではありません。
この建物はクライアント企業が自ら基本構想を作り、どの程度の戸数が入るかを検討してから土地の仕入れを行っています。その後、設計者として当事務所が選定され、実施設計と法令申請、現場監理を行いました。
いわゆるデベロッパーがクライアント企業ですが、自らボリュームチェックが行える体制をもつ所は以外と少ないです。
多くの中小デベは外注設計事務所に成功報酬の条件で丸投げし、土地の仕入れの可否を判断しているところが多く、下請け設計事務所は年に何件ものボリュームチェックをタダで行わされています。
その点、今回のクライアント企業さんは土地仕入れ時の検討作業をご自身で行う事ができ、とてもしっかりされていました。
石川淳建築設計事務所