東京都現代美術館のジャン・プルーヴェ展(10月16日まで)
順路最後の吹抜展示室に現物の住宅がありました。
家具と同じように部材が明快に分かれていて、人力手動で組み立てが可能なように考えられていました。
奥の壁に展示してあるのが梁や柱のパーツです。
中央の逆V型の柱が特徴的な空間ですが、手動で上棟させる時に、この柱を使って大梁を人力で立て込むように出来て居ました。
逆V型なら床に2点で立つので、組み立て作業中に仮置きした状態でも安定する、という事ですね。
玄関ポーチ部分
窓のディテールです。
このジャン・プルーヴェ展の展示物の多くが実業家の前澤友作氏のコレクションだそうです。