春休み期間はハンガリー建築旅行記を。

ブダペストから電車で30分ほどの街、シャザロンバッタの駅です。
ちなみに建物の入り口には駅名ではなくて「鉄道駅」とハンガリー語で書いてあります。


駅前のちょっと不思議な形の小屋。
今回ハンガリーを行き先に選んだのはこのようなちょっとユーモアを感じる形の建築が多い事からです。
この日の目的地は駅から歩いて20分ほどの教会です。


途中に橋があり、下をのぞくと川でも道でもなくてパイプラインでした。
煙突に向かって一直線に伸びています。


道の先に目的地が見えて来ました!


さて、1990年発売と1984年発売のa+uです。
90年にこの雑誌で現代ハンガリー建築の特集がありました。
当時それを見たところ、あまりの強烈な建築デザインの数々に圧倒(というより唖然)とさせられました。特にイムレ・マコヴェッチ氏の建築はインパクト抜群。
急いで氏の出ているバックナンバーの1984年3月号も購入しました。

昨今の建築は勝ち組に乗ろうとするデザインばかりです。
そんな中、強烈な個性を発するハンガリー建築を見たいと2018年に思い立ち、コロナが終わってやっと行く事ができました。


教会の裏側に到着です。

石川淳建築設計事務所