バーゼル市内にあるヘルツォーク&ド・ムローン設計のシュッツェンマットの集合住宅です。

シュビッターの集合住宅から歩いて移動しました。
1999年に当時つとめていた事務所で社員旅行みないな物があり、みんなはこの建物を見てきたのですが、私は空港で荷物番をして見られませんでした。

念願の見学が9年後にみのったことに・・・



鋳鉄製と思われる「雨戸」的な可動ファサードと大判のガラスが印象的です。
1階と2階はオフィスになっています。テナントスペースでしょうかね。その道路面の部分も上階と同じ鋳鉄製扉で開閉可能になっています。



折れ戸の鋳鉄製扉の見上げです。敷地から歩道面へはみ出しながら開閉する形ですが、お隣もバルコニーが歩道にはみ出してますので、きっと舗道上に出せる数値の規定があるのでしょう。
日本だと、看板であれば可能ですが、窓の開閉軌跡が歩道へ出るのはNGです。


コンクリートの壁と枠無し(に見せている)で鋳鉄扉が収まっているところがデザインのミソでしょう。非常にシンプルで綺麗な印象です。さすが!



1階の廊下のようす、オフィスの入り口前まで入らせてもらい撮影しました。



1階のオフィス入り口付近。


廊下部分の天井です。
両口ハロゲンの照明器具を天井向けに配光し、天井のバウンド光で照度をとっています。
私もよく使う方法です。
天井面に器具が付かないので、スッキリとしたデザインになっています。


おまけの写真。
近くのビルの壁に人影が。。とよく見ると絵でした。