ヴィトラ社工場のヘルツォーク棟の続きです。
けらばの納まりです。

こちらは黒い切妻のボリュームに木目の切妻がかん入している様子です。両側面の木目の壁は局面になっていて、ベンチになっています。


こんな風に座っている人も・・


外から見た内部。
内部の写真はとっても良いのかどうか、確認がとれなかったので控えました。
内部で関心したのは、積み上げられた切妻ボリュームがお互いつながっているため、3層の吹抜などが有機的に入り組んでいる事です。
縦穴区画の規定のある日本では特別な申請無しには容易に出来ない空間です。
表参道のプラダのビルもそうでしたが、縦穴区画をクリアして(シャッターとか無しで)作ることが本当に難しいので、とてもうらやましいです。(ドイツに縦穴の法規制があるかは知らないのでただうらやむばかり・・)


左にゲーリー棟、右にフラードーム。


屋根面はシート防水のようです。
端部の樋の納まりが興味深いです。


一階のカフェテラスです。
結構観光客などで混んでいます。工場の人もいるのかもしれませんが、日本のように制服では無いのでわかりませんねえ。

外へ続くデッキテラスです。