今回はリビングのバルコニーは一般的な片廊下型です。

窓から隣地が近い時は、インナーバルコニーなどを用いてプライバシーの確保の工夫をしますが、今回は窓面から隣地まで10m以上ありましたので、一般的な形です。

ちなみに、左手にマンションが見えていますが、これはお施主様の持っている賃貸マンションなので、管理のためにもこちらからよく見えた方が良い、という事から目隠し的な工夫は取っていません。


手摺りは水平材は木製で、縦材はスチール製です。

庇の先端には横樋がありますが、その外側に樋を隠す幕板を取りつけて外観をスッキリさせる工夫をしてあります。

石川淳建築設計事務所