ラ・ロシュ邸の続きです。

ドアを開けると吹き抜けのホールに出ます。
白を基本に薄グレーの塗り分けが綺麗。


私が学んだ建築家早川邦彦氏の作品で「アトリウム」という作品があります。
壁の塗り分けを「出隅」で切り替えるのが印象的で、早川氏の事務所へ入ろうと思う一つのきっかけとなた作品です。

その「出済の塗り分け」をこのラ・ロシュ邸で発見。(右の水色のかべ)
建築家なら誰もが認めるコルビジェのディテールを引用していたのかもしれません。
当時の私は無知でわかりませんでしたが、この旅で初めて「そうだったかもしれない」と思いました。


こちらの水色の横棒は照明器具


照明のこの手法は他の作品でも見られますね。


照明のスイッチらしきものがドア際にあります。


吹き抜けの手すり壁には棚がしつらえてありました。




手すりも細くて綺麗。

石川淳建築設計事務所