今日も金曜日です。
さて、先日一部上棟した鉄骨造の集合住宅の製品検査の様子をおくればせながらUPです。
鉄骨造の建物は、柱や梁を作る鉄骨工場に製作中の製品を検査に行く「製品検査」という段取りがあります。意匠設計者の他に構造設計者、工務店、で鉄骨工場へ。
超音波で鉄の内部の様子をチェックします。
溶接が行われた部分の中に隙間などがなく、鉄同士が溶け合って均一に一体になっていることを確認します。
写真は検査員さんがチョークで溶接断面を書いて解説してくれているところ。
昔はこの製品検査の前に「原寸検査」というのをやりました。
原寸場という床が黒板になっている広い場所で、原寸の柱や梁の図を床に書いて、間違いがないかを確認しました。
今はCADで図面を書くので、昔のように図の精度が悪くないので行いません。
丁寧に溶接を行っていました。
石川淳建築設計事務所