旧公衆衛生院 3 [旅行・建築見学]
旧公衆衛生院(港区立郷土歴史館)つづきです。
中央のホールです。
入り口で大階段を上がりましたので、ここは2階。
縦カットと横カット撮ってみました。
左右に廊下があり、ハ型配置の建物の左右に延びています。
左翼方向は特別展示室があり・・・
このように改札があって、ここから先は有料。
石川淳建築設計事務所
旧公衆衛生院 2 [旅行・建築見学]
旧公衆衛生院つづきです。
中央エントランスの階段を登り・・・
守衛室のような窓口でチケットを売っています。
実は特別展示室を見るためのチケットで、建物の主な内部の見学は無料で自由にできます。
見学した後でで知りました。
特別展示室には港区の資料が展示されたスペースで、主に地元の小中学生の学習用でした。
とは言え、なかなか面白かったです。
石川淳建築設計事務所
旧公衆衛生院 1 [旅行・建築見学]
8月のお盆休み中に港区郷土資料館へ行きました。
建物は旧公衆衛生院で設計は東大の安田講堂と同じ内田祥三です。
東京の港区、都営三田線白金台駅近くにあります。
白金台と言えば庭園美術館ですが、美術館よりも駅近です。
石川淳建築設計事務所
門司港駅 3 [旅行・建築見学]
北九州への出張時に立ち寄った門司港駅。
時間も無かったのですが駅前周辺を少し徘徊しました。
駅広場前の門司郵船ビル
旧大坂商船ビル。経産省の近代化産業遺産です。
旧JR九州本社ビル
旧門司三井倶楽部
九州の元玄関で終着駅のたたずまいがとても素敵な場所です。
ゆっくり見て廻りたい建物が多くありましたが、仕事の待ち合わせのため早々に引き上げました。
門司港駅 2 [旅行・建築見学]
北九州への出張時に立ち寄った門司港駅の続きです。
「地球の歩き方」に掲載の写真では建物外のすぐそばまでタクシー乗り場がせまっていましたが、広場として綺麗に整備されていました。
本に「必見、昭和の洗面所」とあった場所を発見。
人研ぎの手洗い洗面所、昔は公共の洗面所はこのタイプが多かったですね。
待合室も必見と本に記載がありました。
当時は荷物の発送受け付け事務所だったそうです。
門司港駅 1 [旅行・建築見学]
先日の北九州への出張時、あまった時間の調整もあり、門司港駅を見学して来ました。
門司港駅は鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定(1988年)された建築だそうです。
駅舎の改札外のホール。 ガイド本「地球の歩き方」の「世界のすごい駅」に数少ない日本の駅として紹介されていました。
昭和の暮らし博物館へ EOS R5持って行ってきた2 [旅行・建築見学]
昨日に引き続き連休中はお休みネタを。
大田区にある「昭和の暮らし博物館」つづきです。
保存展示されている民家がL形配置で、受け付けとミュージアムショップの平屋棟の間が中庭になっていました。
屋外には昭和を感じさせる品々が展示されています。
室内の展示品は主に「私物」で屋外は復元された物達が展示されているようです。
さて、「感じる」といっても昭和40年代生まれで団地育ちの私だと、実体験としてはありません。
昭和30年代生まれ以前の人だとこのような景色の中におられた方も多いのではないでしょうか。
アニメーション映画の「この世界の片隅に」の美術設定のため、この施設がロケハンされたそうです。
映画のためのスケッチなどの資料が2階に展示されています。
小さな民間施設ですが、とても楽しめます。
所在地は大田区南久が原2-26-19です。
路地の奥にあるので、表の道からはちょっと奥まってます。
昭和の暮らし博物館へ EOS R5持って行ってきた1 [旅行・建築見学]
連休中はお休みネタを。
大田区にある「昭和の暮らし博物館」へ行ってきました。
登録有形文化財との事で入館料は500円で、併設の「画家吉井忠の部屋」にも入る場合は700円です。
http://www.showanokurashi.com/
以前から存在は知っていたのですが、初めて行ってきました。
カメラはEOS R5+RF15-30を持参。
門横のゴミ箱が可愛いです。「サザエさん」の原作本によく書かれているタイプですね。
昭和26年に竣工した木造の住宅で住宅金融公庫の融資で建てられたものだそうです。
この館の館長の小泉和子さんが、平成8年までご家族で住んでおられた住宅との事。
お住まいだった時の家財がそっくりそのまま昭和の記憶として展示されています。
玄関入って左側にこの家を設計した小泉孝氏(館長の父上)の書斎があり、ご使用していてた机や製図道具なども展示されていました。
外観は撮影可能ですが、室内の展示は「個人情報」だらけなので撮影不可です。
石川淳建築設計事務所
東京モノレール浜松町駅がカッコイイ [旅行・建築見学]
浜松町の貿易センタービルが解体されて、東京モノレールの浜松町駅が素の形で見られると聞き駆けつけました。何度もここからモノレールに乗って空港へ行っていたのに、駅本体がこんな形だったとは全く気がつきませんでした。
真横にあった超高層のセンタービルが無くなって今まで見られなかった立面があらわに。
細い柱の上にボリュームが乗って、奥の方には駅舎のヴォールト屋根が連なり、なんともいいデザインだった事がわかりました。
ちょっと篠原一男氏風で見とれてしまいます。
こちらは山手線のホームから見た様子。
臨時でつくられたモノレール駅行きの通路から。
これはグーグルストリートビューから拝借したセンタービル解体中の写真。
右に超高層があったので全くきがつかず。ちゃんと建物の縁はきれていたんですね。
細い足はセンタービルの2階だか3階の人工地盤の上に建っていた模様。
予期せず表れたモノレール駅。
この外観が見られる期間は短そうなので建築君や駅舎ファンは急げ!
藤沢市民心のふるさと名店ビル4 [旅行・建築見学]
先週土曜に続き私の地元、神奈川県の藤沢駅前に立つ藤沢名店ビルの最終回
1985年ごろ、私は高校を卒業して浪人中でした。
藤沢の図書館へ毎日通っていて、名店ビルの横を通り抜けて東急ハンズがあったあたりを歩いていると道をたずねられました「マクドナルドの近くに名鉄ビルってあります?」
その人はなんと、当時放送中の「元気が出るテレビ」のディレクターのテリー伊藤さん(当時はIVSテレビの伊藤さん)でした。
当時藤沢駅周辺のマクドナルドは北口に1店とハンズ前に1店と名店ビル横に1店の計3店でした。
おそらく「マクドナルド横の名店ビル」を探していたのだろうと察しが付いたのは数年経ってからです。
「藤沢に名鉄ビルは無いと思う」と答えて分かれました。
「天才たけしの元気が出るテレビ」は当時、寂れた商店街や地方ケーブルTVなどを題材に番組をつくっていました。
名店ビルをリサーチに来ていたのかも知れませんね。
ガチャガチャのある所もかつてはお店がありました。
右の茶色の床は喫茶店の「コーヒーショップ海」さん。相当前から営業されているお店だと思います。
子供の頃に母に連れられて入った様な記憶も・・・
東海道線が見える席に座りました。
元「さいか屋」のビックカメラを見上げながらケーキセットを。
昭和感を満喫できる店内。
建築はみんなの記憶であり景色でもあるので、なるべく残ってほしいですが、現代の安全性を確保するためには建て替えもやむを得ない時があります。
新しいビルにもこんな感じのテナントが再度入るといいですね。
石川淳建築設計事務所