シンプルな造作AV棚 と リビング収納 [三角中庭親子の家 オウチ46]

最近はテレビはほぼ壁付けで配置を考えます。
今回は階段のボリュームの外側の壁にテレビを取り付けて、その下に穴を開けてDVD等の器機を置く場所を作りました。
壁の裏側へはこちらから入ります。

内部は収納になっていて、棚を設置。
表のAV器機を納める穴はこの棚に開いていて、こちら側から配線作業を行います。
掃除機や季節家電なども収納できる容量です。
石川淳建築設計事務所
三角屋根を勾配屋根に生かしたリビングの吹抜 [三角中庭親子の家 オウチ46]

リビングは2層吹抜になっていて、三角屋根の形が天井に現れています。
写真正面が東方向で、2階のインナーバルコニーからもリビングへ光が届くようになっています。

階段部分のアップ写真。
このあたりにソファーを置いて座ると思いますが、上方を見上げると空が目に入るようにインナーバルコニーの屋根にも切れ目を入れています。
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ウオークインシューズクローゼット [三角中庭親子の家 オウチ46]

玄関のスペースは2m×1.6mほどで、自転車を置きたいとの事から細長いプロポーションで土間を取りました。その先にはウオークインシューズクローゼットがあります。

クローゼットの中は玄関と同じ1.6m幅で奥行も1.6mの1坪ほど。
片面前面に造作棚を作り付けました。
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製作玄関ドアとポーチ [三角中庭親子の家 オウチ46]

少し角度を振った写真です。木の裏側に玄関ドアが見えます。
上部は玄関ドアの前部分に雨がかからないように屋根の角度を決めています。

玄関ドア前。
木製の製作玄関ドアで、黒のオイルステイン塗装です。
ドア上には2階のバルコニーから見下ろせる開口があります。
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アプローチと一体の中庭 [三角中庭親子の家 オウチ46]

中庭からアプローチ方向に見返し写真です。
左奥に玄関ドアが見えています。
外観の開口をくぐって中庭に入ると、その一部に玄関アプローチがある、という作りで、中庭にはリビングや2階への廊下が面しています。
いままで都市部で中庭を作った時は、外から中庭部分が見えないような設計を多く作って来ましたが、この計画地の場合、全面道路の交通量も少なく、また道路からの引きが十分ある事から、玄関と中庭を一体として作りました。
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玄関と三角形をデザインした中庭 [三角中庭親子の家 オウチ46]

玄関ドア前のポーチから中庭を見ます。
三角形のデッキ床とコンクリートの土間、炭色のレンガ敷きと木チップを敷き込んだ植栽部分を幾何学的に配置。屋根の三角形の庇に合わせたデザインになっています。
ちなみに、正面の窓が母の個室で2階の開口が娘室、右の窓がLDKの窓です。
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開口をくぐって中庭へ [三角中庭親子の家 オウチ46]

外観の特徴の長方形の開口です。
ここをくぐって入り、右に玄関扉、正面は庭になっています。
方位は左側が南で、そちらに向かって開いた計画ですが・・

敷地の奥には母屋がありまして、写真の細い通路を人が通り抜ける事が想定されます。
そのため、黒に塗装した木塀を高さ2mまで建てる事にしました。
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2つの三角屋根が合わさった外観デザイン [三角中庭親子の家 オウチ46]

タイトルの親子の家、とあるように、親子2人で暮らす家を象徴するように2つの切妻屋根を組み合わせた外観のデザインとなっています。
2つのボリュームをずらして配置して、その段差部分に中庭を配置して、屋根は三角形の穴を開けて庭に光を落とします。
さて、今回は写真家の小川重雄氏にお願いしました。
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