パーケット床のリビング [OUCHI-43レコード棚のある家]
床の仕上げはパーケットで「昭和の小学校の床」のようなデザインを目指しました。
ちょっと古さを感じるような仕上がりを目指して着色のサンプルを作ってもらい決定してます。
それに合わせて、造作棚やキッチンの背板の色も試し塗りを重ねて仕上げました。
石川淳建築設計事務所
造作レコード棚 [OUCHI-43レコード棚のある家]
設計ご依頼時にお施主様が最もこだわった部分の一つがこの造作のレコード棚です。
寸法はご自身で検討されて、それを上手く建築に落とし込む作業を私が行いました。
上段2段は本棚的にレコードを差して収納し、カウンター高さには中央にアンプとプレーヤーの配置。
左右の棚はジャケットが正面に向いて収納出来るようにしてレコード店の店頭棚のようになっています。
最下段の左右にはスピーカーのスペースがあり、中央の扉を開けるとテレビが入って居ます。
最近は大型のテレビをリビングの中央に置く事が多いですが、ここではテレビは脇役のため、目立たない位置にあります。
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入居後のリビング [OUCHI-43レコード棚のある家]
入居後のリビングの様子です。
左のレコード棚にもコレクションが納まり、中央の部分にはアンプとレコードプレーヤーが納まりました。
オリーブ色のソファーはこの家に合わせて新調されたとの事で、床の色味にピッタリ合っていました。
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リビング夕景続き [OUCHI-43レコード棚のある家]
リビングの夕景続きです。
ペンダント照明はお施主様選定の品で、吊り下げる位置や高さを工事中に吟味して決めました。
私の想像よりもペンダントの照度が低かったのですが、天井の間接照明が想像以上に明るくする事ができ(天井は照度調整機能付きです)ちょうど良い照明計画ができました。
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夕景リビング [OUCHI-43レコード棚のある家]
OUCHI-43の夕方のリビングです。
黒の梁は、お施主様から設計依頼時に見せて頂いたイメージ写真の中にもありました。
そのため、梁を出さないように設計する事が多いですが、今回は素直に梁を表現してその上に束を建てて棟木を支えています。
2階の寝室の窓の上のFIX窓には東の空が見えています。
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寝室夜景 [OUCHI-43レコード棚のある家]
寝室夜景です。
右のウオークインクローゼットと吹抜を仕切る壁の上に間接照明をいれ、天井面を照らす仕組みを取り入れています。
夕方の時間の写真ですので、南側の天窓からは空の水色が壁に映って綺麗なグラデーションを見せています。
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木目茶色のカラースキーム [OUCHI-43レコード棚のある家]
再び寝室から見下ろしです。
石川淳建築設計事務所としては珍しい茶系をベースとしたカラースキームです。
床のパーケットは着色具合をサンプルで確かめて進めました。
その色に合わせて、階段の段板の着色や造作家具の色も合わせています。
鉄骨階段の黒は設計当初に見せて頂いたお施主様のイメージ写真から引用しています。
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サニタリー クローゼットの奥に [OUCHI-43レコード棚のある家]
2階のクローゼットの一番奥には洗面スペースがあります。
窓台をからめた棚と、お施主様支給のミラーボックスを合わせて配置。
高窓は天井に溜まった暖気や水蒸気を素早く排気するための窓です。
奥には浴室があります。
左の壁の向こう側は1階リビングの吹き抜け部分です。
壁の上は空いていて、空気は1階からつながっています。
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長さ5mの収納 [OUCHI-43レコード棚のある家]
寝室から入る収納エリアです。
写真中央の白の壁の右側が寝室で壁の向こう側が3.5畳の納戸です。
左は外壁側にそって長さ5mのクローゼットを作り付けています。
こちら見返し。
奥に進み、左へ折れると洗面所があり、その先に浴室です。
左の壁の上は空いていて、リビングの吹き抜けにつながっています。
お洒落なお施主様なので服を沢山お持ちです。
それらをウオークインクローゼットで収納しつつ、浴室への動線上に配置しています。
1階からはうかがい知れない収納空間です。
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