階段下も有効に使う玄関 [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
ハコノオウチ07のお引越後の様子をおおくりしてます。
玄関下の様子で、階段の踊り場の下部分です。
綺麗な飾り付けを置いて頂いておりました。
床の仕上げはモルタル金ゴテにクリア塗装仕上げです。
ちなみに右にすこし見切れているのは壁に貼った鏡です。
玄関にはご要望に応じて鏡を貼る事がありますが、ここでは玄関扉に合わせた大きさにしました。
渡辺篤史さんのリアクションはいかに。
7月16日(土曜)朝5時からテレビ朝日にて「渡辺篤史の建もの探訪」でこの家「ハコノオウチ07」が放送されます。
石川淳建築設計事務所
ハコノオウチ07お住まいの様子を [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
7月16日にテレビ朝日にて「渡辺篤史の建もの探訪」でハコノオウチ07が放送される事になりました。
そこで、今日から2週間ほど、以前竣工したハコノオウチ07のお引越後の様子をお伝えします。
当ブログにハコノオウチ07を掲載した時は竣工写真で、室内はカラッポでしたが、この写真はWEBマガジンのKLASICというところが取材した写真を頂いたもので、お引越後の様子の写真です。
外観の写真も竣工写真よりも色温度が低めで暖かみを増した感じです。
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住宅工事費は1割から2割アップ [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
ハコノオウチ07の最終回です。
川に面した様子を一本先の橋から撮影した様子です。
狭小住宅で1000万円代の工事費目標で作り上げたハコノオウチ07ですが、消費税5%時代で、尚かつ、アルミサッシュ窓の値上がり切り替え前で完成する事ができました。
2014年12月現在では、品数が極端に減少した防火サッシュ窓の大幅な値上げと消費税の3%アップ分、その他材料費のアップなどがあり、2013年、2012年あたりと比べて1割から2割は工事費が上がってきているように思います。
しかし、ご依頼者の工事予算はその分増えるわけでもありません。
基本的な性能を落とさずに作るには広さを我慢して、窓を最小限にして、・・・なんだか暗い話しになってきます。
そのような中でも、デザインで楽しい気持ちになる家を作って行くようにがんばります!
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キッチンパントリー [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
キッチン背面の様子です。
キッチン後ろ側は引き違いの木製扉で隠した作業カウンターと収納棚を設置。
扉を退くとカウンタ上には電子レンジ等を置き、カウンター下は分別ごみ箱が現れます。
シナ合板を使って大工工事で製作してクリアラッカー塗装仕上げです。
冷蔵庫はこの右側に置きます。
そして、そのさらに裏側には壁付けの収納棚を設置。
北側斜線で斜めになった天井の下まで目一杯使用しています。
冷蔵庫の裏側になりますので、ダイニングからは隠れた感じの収納になります。
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ステンレスキッチン [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
キッチンは今回はクリナップのステンレスキッチンで壁付けタイプの i 型を使用して建築で作った腰壁に付けます。
腰壁の立ち上がりの内側はタイル貼りとして、調味料などを置けるスペースにし、天板の下に照明をつけ手元を照らす照明としています。
最近はLED照明の種類が豊富になりましたので、このような場所にも工夫して仕込めるようになっりました。電気屋さんに板に穴を開けてもらい、配線が見えないように仕込みます。
コンロ前は耐熱硝子をレンジフードとカウンター上の間に取りつけています。
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アイランドキッチン・工夫のレンジフード取り付け [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
アイランドキッチンですが、ご希望によりキッチン前の壁は少し高め。
腰壁の面はタイル貼りとしています。
リビングの天井は高く、ダイニングキッチンの部分の天井高さは低めの2.1Mとしていますので、通常では薄型のレンジフードを使用しますが、今回はご希望のレンジフードがありました。
そのまま取りつけるとコンロからの距離が取れないので、天井に凹部分を作ってそこに取り付け、レンジフードを天井に1/3ほど埋め込むという取り付け方になりました。
メンテナンスも必要ですので、レンジフード周囲の天井はビスで脱着が可能なようにしています。
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ダイニングスペース [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
ダイニングのスペースです。
テーブルに4人がけ程度の広さを確保。
奥の窓は出窓にして、窓台部分に物を置けるようにして、コンパクトな建築面積の中で少しでも平場を取る努力をしてます。
窓高さの真ん中あたりが、お隣の軒先の高さなので、実採光はかなり取れています。
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ダイニングの大窓からの眺め [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
ダイニングには景色を取り込む大きな正方形の窓があります。
川に面した立面側のため、思い切って大きく開口。
夏は隣家のアジサイが見えて、春は遠方の公園の桜も見通せます。
道路からは見上げ方向になるため、アイランドキッチンの腰壁が目隠しになって室内はあまり見えません。
外の一番大きな窓の部分です。
大きな窓はFIX窓で、書斎コーナーとキッチン側にに換気用として別に小窓を設けています。
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ダイニングから見下ろし・天窓位置 [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
ダイニングからリビングを見おろしです。
天窓は西壁に沿って付けていますので、午前の光が壁に反射して明るくなるような位置にしてあります。
今回の床はお施主様選定のいつも使っている物と違って艶消しの黒タイルです。
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天井高3.4Mのリビング [大収納スキップ・ハコノオウチ07]
リビングの天井高さは3.4mあります。
狭小住宅の類に入る家ですが、天井高さをたっぷりとって、開放感を確保します。
左の階段を上がった廊下の内部は子供室のベッド置き場の空間で、狭小子供室の縦方向の空間利用を助ける意味もあるデザインです。
手摺りはスチールパイプの製作物で、細くスレンダーにして圧迫感を無くしています。
お子さんなどは、この廊下部分に座って、足をブランとおろして座ればテレビを上から見ることもできそう。
階段上の椅子のあるとことは書斎コーナー。
前ブログで1階〜2階の階段の上の部分を頭が当たらないギリギリまで使ってつくったスペースです。
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