2階全景 照明は壁付近に [ハコ中オフィス]
2階の全景です。
天井高さが低い事もあり、照明器具の付け場所に困りました。
そこで写真右の壁の高い位置に管形蛍光灯のようなLEDの棒型器具を設置。
天井へのバウンド光を期待した配置です。
石川淳建築設計事務所
2階梁下高さは1.9mほど [ハコ中オフィス]
2階から階段を見下ろします。
さて、倉庫の中に作った2階建てですので、高さがとてもシビアです。
1階の土間から倉庫の鉄骨梁下までが4.6mほどでした。
1階部分に天井高さを割り当て、2階は鉄骨梁下に木造の梁をギリギリまで詰めて作り、結果2階の床から木梁下まで1.9mほどになっています。
木梁のないところは既存倉庫の屋根の波形鉄板の下端まで天井高さが加算されますから、多少は高くて、それでも2.3mほどです。
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2階へ [ハコ中オフィス]
ハコ中オフィスの2階への階段です。
階段は鉄板階段に木の段板を貼ったいつものスタイルです。
手摺りもスチールパイプを溶接して塗装仕上げ。
左上の黒の箱は本棚の背面で、手摺り代わりです。
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渋谷さんぽ・新パルコへ登る [旅行・建築見学]
先日行った渋谷駅周辺さんぽのつづき。
公園通りの渋谷パルコも建て替えられましたので、見物へ。
外壁には屋上へ向かって斜めに亀裂が上がっています。
ここが外階段になっていて、パルコ劇場からの外部避難階段になっている模様です。
お店が閉店している時も劇場から一気に大人数を退館させられるようになっていて巧みな設計です。
ちなみに竹中工務店設計との事。さすがですね。
階段の様子。
地上から屋上まで外階段で上ることができます。
屋上は公園になっていて、無料で上がってこれます。
公園通りの山手教会を見下ろす初めての体験。
屋根は十字に切られているのを知りました。
教会から上にパンすると、ヒカリエとスクランブルスクエアを見渡せます。
ミニキッチンはサンワカンパニー製 [ハコ中オフィス]
1階の壁際にはミニキッチンを設置。
施主が選んだのはサンワカンパニーのコンパクトキッチンでステンレス仕上げです。
「事務所の給湯室」といったイメージですので、レンジフーとやコンロは無しで、シンプルです。
建築設備工事屋さんの事務所なので、キッチン左横にはプロッターやプリンターも置く予定。
右の窓は倉庫内へ出入りできるドア兼採光窓
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各仕上げ [ハコ中オフィス]
ハコ中オフィス 入って正面方向です。
土間部分はコンクリート調樹脂タイルで、1段上がって黒のビニル床タイルです。
壁はOSB合板ですが、白い壁はOP塗装で塗りつぶし。右のOSBは実は1回白系の色を薄く塗っていて、外側よりは若干白い表情です。
階段はスチール製で段板に木を貼って剛性を確保。
黒にSOP塗装してあります。
天井は梁はOP塗装で、2階床板の1階天井側を表シにしてOP塗装の白です。
クライアントの友人も一級建築士で元意匠事務所出身です。
各部仕上げ決めを相談しながら決めて行きました。
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既存倉庫壁に穴空けて窓 [ハコ中オフィス]
オフィスですので、窓もほしい。ということで、写真右の窓を作っています。
既存倉庫の外壁に穴を開けて、横に流れる鉄骨下地材の上下に2段の窓を取りつけました。
窓の左下を既存の鉄筋ブレースも横切っています。
こちら工事中の様子。
木造の柱の奥に横に流れているのが鉄骨下地。
右奥の窓が、上の写真の窓の所です。
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OSBの内装 [ハコ中オフィス]
倉庫の中に事務所を作った「ハコ中オフィス」です。
内壁は外側と同じOSB合板を用い、倉庫の中のロフト感を出しています。
ただし、どうしても窓が少なめのため、壁の一面と天井を白く塗りつぶして照度を確保しています。
床は写真のグレーの部分が土足使いで樹脂系の大判タイルを貼りました。
構造は木造で軸組工法。
倉庫の土間に土台をホールインアンカーを打ちこんで固定しています。
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