スキップしたリビングから見下ろし [オウチ39・鎌倉店舗併用住宅]
2階のスキップして上がったリビングから中二階の廊下を見下ろします。
手前の開口が昨日UPした和室の入り口で、その先の開口はトイレとシャワー室の開口です。
「スキップフロア」というと部屋の真ん中で上下に分かれている派手なイメージがありますが、スキップすることで上下階を上手くつなげる事に本来のスキップの必要性があります。
今回はリビングから少し下がったところにプライベート感の必要な部屋を配置して、段差の容積は収納庫にあてています。
また、店舗の吹抜もこの段差分があてられています。
和室とシャワー室の上は(この先のブログに出て来ますが)屋上バルコニーになっていて、リビングと半層違いの屋上になっています。
住宅は商業建築では無いので、派手さを求める必要はありません。
合理的な空間の配置と機能と、そして住んで使う時の楽しさが加わればベストだと思います。
石川淳建築設計事務所