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最小限子供室 [大収納スキップ・ハコノオウチ07]

ハコノオウチ07のお引越後の様子をおおくりしてます。
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7月16日(土曜)朝5時からテレビ朝日にて「渡辺篤史の建もの探訪」で放送されるハコノオウチ07です。

子供室の入居後の様子です。
設計依頼時のお施主さま達の「子供室」に対するご要望はだいぶ変わってきました。

2000年代前は子供室は4畳半以上はほしい・子供が複数居る場合はそれぞれの部屋がほしい・・
といった個室とするご要望が多かったのですが、最近、特に首都圏では子供室は最小限として勉強するスペースや収納スペースなどを家族全体でシェアするような形にシフトしてきています。

また、個室にせず、リビングに半開きの子供室も理解されるようになりました。

この傾向は、面積の制約から来る部分、昔からあった大きなお屋敷等を分割して分譲される結果、1戸の新築住宅の面積が減る傾向にあるため、出来るだけリビングに面積を割きたい、という思い。
それから、子供さん達が個室にこもらず、家族でリビングで過ごす生活スタイルが多くなった事からによると思われます。

さて、ここでも最小限子供室に挑戦しています。

1層目の面積は3畳で、その上にベッドスペースを1.2畳。
しかもベッドスペースは上階のリビングへ食い込んでいて、立体的に面積不足を解決しようと試みました。


渡辺篤史さんのリアクションはいかに。

石川淳建築設計事務所
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