向かい合う室内ファサード [オウチ26 本棚の家]

2階からリビングの吹抜に向かって。
左が子供室の開口、右が主寝室の開口で、それぞれの床の高さは階段2段分違い、主寝室の方が高くなっています。これは向かい合う開口を少しだけ目線を変えてやるためと、下の1階で寝室の下はリビングなので天井を高く、子供室の下は予備室や書斎なので天井が低くても良いからです。
結果、子供室の天井高さは主寝室より40センチ程度高く、子供室内のロフト納戸の設置にもやくだっています。
高さをプランニングするのは難しい作業ですが、必要な天井高さの各部屋の組み合わせがぴたりと当てはまると、とても合理的に解決できます。
石川淳建築設計事務所